まずは、根本的な仕組みから説明をします。
衝突事故ではむち打ちになる可能性が非常に多いですが、この衝突にも大小があります。
ちょっとした軽い衝撃もあれば、大きな衝撃の場合もあります。むち打ちの場合はちょっとした軽い衝撃であっても受ける負担は大きいというのが特徴です。なぜなら、不意をつかれての衝撃になり、身体が衝撃を想定していないためダメージが大きくなってしまうからです。予期していない時に急に衝撃がやってくると、何にしてもびっくりしてしまいます。むち打ちの場合は車同士がぶつかるパターンが多いので、その分、身体に響くダメージも大変大きいのです。
また、シートベルトは運転中に義務付けられていますが、このシートベルトによって首は大きく負担を受ける事になります。
シートベルトで身体はしっかり固定されていても、首から頭は固定されていません。この時に追突などで衝撃が加わると首と頭だけが前後に衝撃を受ける事になるのです。
この衝撃から首の靭帯や筋肉に損傷がみられたり、大事な部分を傷つけてしまう可能性もあります。ここから首に痛みを感じるようになるのです。首が痛いと感じたら早めに対策取るようにしないと悪化させてしまうのです。